5月8日の「日本一遅い桜が開花した」というニュースがありました。
桜前線の最後は北海道の根室市だったような記憶があり調べてみると気象庁が定めた観測地点が全国に58か所あるようで、その観測地点の中で一番遅く咲いたということのようです。
今まで生きてきて『桜』に興味を持ったことがですがあまり無かったのですが、そのニュースをみて桜を見に行ってみよう!と思い立ちました。
そういう歳になったということなのでしょう。
愛車プリウスに乗り込み桜の木があるであろう公園に行ってみると、一目で「桜だ!」とわかるような木が見当たらずなんとなく「これかな?」という程度
天気も曇り空で風が強かったのでこの日はあきらめました。
開花宣言から3日後の5月11日
朝から晴天。
床屋に行こうと予約の電話を入れるも定休日。用事が無くなってしまったため、再び桜チャレンジ。
先日の公園でも良かったのですが、せっかくだから気象庁のデータとなる木があるはずだからそれを見に行こうと気象庁のホームページを開いてみるとご丁寧に地図まで載っている。
さっそく『プリウス』に乗り込み、その『標本木』がある公園まで出発。
(『標本木』とは…気象庁の生物季節観測で、開花日などを観測するために定められた草木のことだそうです。)
公園にはたくさんの方々が桜を見に来ており、私よりも先輩の方々が大半でしたが小さなお子様連れの親子の姿も多い。
駐車場からの遊歩道を進んですぐに『標本木』を発見。
どうやら『エゾヤマザクラ』というらしいです。
晴天の空と桜の色がなんともキレイ。
花見などとは無縁の人生を過ごしてきましたがこの歳になってその気持ちも少しわかったように感じました。
家から車で数分のところに穏やかな気持ちにさせてくれるこんな場所がある。
とても贅沢なことです。
『日本一遅い桜』