高校を卒業し就職した私は初めての車を購入することになります。
記念すべき…なのか分かりませんが第1号は【フォルクスワーゲン ゴルフ1】です。
スペックはよく覚えていないのですがディーゼルエンジン。
ガソリンと軽油の違いもよくわからず車のスタイルだけで決めたしかもイエローのオシャレなやつです。
同期の友人たちは若者には似つかわしくない高級セダンやスポーツカーを購入していたのですが、私のオシャレなカタチの車は異質な感じです。みんながガソリン車でサーっと走る中、黄色いゴルフはガラガラと大きな音を立てて黒煙の残して走っていく。言われたことはないが恐らく私の車選びを「いいね」と思ってた人は周りにはいなかったように思います。
フォルクスワーゲンゴルフⅠ ディーゼル 100万円
必要にせまられ人生で初めて購入した車の価格は正確には覚えていないのですが100万円くらい。高校を卒業したばかりの少年が当然一括で払えるわけもなく、車屋さんに言われるがままのローンを組んで購入。時は平成元年。バブル景気の真っただ中でローンの金利もすごく高かったんです。
車を買ったら自動車保険にも加入
車を買ったら次は自動車保険に加入しなければならない。いわゆる任意保険です。保険屋さん選びは父親の知り合いが勤めていたところにお願いし、これも言われるがままに加入。金額が「こんなに高いの…」という記憶だけは残ってます。
この車のスタイルはとても気に入っていたのですが納車からトラブル続き
①納車された日に助手席側のヘッドライトにヒビが入っているのを発見!
⇒部品を取り寄せ交換(もちろん無償)
②走行中にディーゼルエンジンのガラガラ音がドンドン大きくなっていき、ついには歩いた方が早いんじゃないかと思うようなスピードしかでない
⇒ 納車前の点検で車屋さんがエンジンオイルを入れ忘れたらしくエンジンが焼き付いてしまったようで、結局同型のエンジンに乗せ換えることに(もちろん無償)
③走行中に前方から白い煙がモクモクとあがりだす
⇒クーラントのホースが破けてしまったのが原因らしい(自己出費で修理)
④再びエンジンのガラガラ音のボリュームが上がっていく
⇒エンジンオイルの交換をすることなど走っていたためオイルが燃えてしまい空になってしまった。エンジンオイル交換という行為すら知らずに完全に自分の責任 (20万円で再び同型エンジンに乗せ換え)
バッテリー上がりや電気ヒューズが切れ、ドアミラーの腐食などなど軽微なトラブルもあげるとすごいボリューミーになってしまうので割愛
第1号 黄色いゴルフでの教訓
- スタイルだけでの車を選んではいけない
- 18歳の少年が高いローンを組んではいけない
- 買い物はしっかりとその物のことを調べなくてはいけない
- 車も保険も全て業者におまかせしてはいけない
この教訓は50歳になる今だから言えることで、この後まだまだ後悔は続いていきます。