第3号「白いジェッタⅡ」に乗っているころ仕事で自家用車を使うこととなり結構な距離を走らなくてはいけないため少しでも燃費の良い車に乗り換えることにしました。「白いジェッタⅡ」はハイオクガソリン仕様だったため燃費こそそれほど悪くなかったのですが、やはりディーゼルエンジンにはかなわない。
ということでディーゼルエンジンの中古車に乗り換えることに
「白いジェッタⅡ」の乗り心地のよさにすっかりフォルクスワーゲン車がお気に入りになっていたので次に乗り換える車もフォルクスワーゲン車しか考えられない状態でした。
外車といえば(この当時は)黄色いステッカーの「ヤナセ」です。地元の「ヤナセ」に行くと、数台のディーゼルエンジンの中古車が並んでいます。
その中で選んだのがこちら
【フォルクスワーゲン ゴルフⅡ 40thバージョン】
- 年式 1991年
- 1600cc ディーゼルエンジン(ターボなし)
- 5MT
- 色 ブラックメタリック
- 価格 95万円
画像はイメージです。現車の画像はありませんでした。
フォルクスワーゲン ゴルフⅡは燃費バツグン!
ジェッタとゴルフは兄弟車で車の作りはほぼ同じ。室内に乗り込んでも「第4号の白いジェッタⅡ」とシートやハンドルなどの質感も一緒です。
購入したのは《40thバージョン》という記念モデルの限定車で、ブラックメタリックのボディーカラーにヘッドライトの横にダミーのランプがついた4灯グリル、限定デザインのアルミホイールが装備されているというものでした。
ゴルフ好きな人が見ると、おっ!となるのでしょうが興味の無い人には普通のゴルフです。すでにフォルクスワーゲン車のファンとなっていた私には惹かれる車だったわけです。
一番の魅力だったのはとにかく燃費の良さで、計算はしたことがなかったので正確な数字はわからないのですが、55リットルの燃料タンクで1000キロ近く走っていたように記憶しています。燃料計があるところにサングラスを置いていたのですが燃料を気にすることがあまりなかったので残量の警告ランプに気づかず、信号待ちをしているときにガス欠で動けなくなってしまったこともありました。給油することを忘れるくらい燃費が良かったということです。
【フォルクスワーゲン ゴルフⅡ 40thバージョンのよかった点】
- バツグンの燃費(1ℓで18から20キロくらいは走ったと思う)
- 自己満足ですが限定車の特別感
- ジェッタと同じくカクカクしたスタイリングがカッコイイ
【結論】
- 電気系統(グロープラグ切れ)などのトラブルが多い
- ターボがなかったので若干パワー不足
- 長距離走行が多かったので燃料代は安く抑えられた
ドイツのディーゼル車のすごさを知った1台。グローバルスタンダードという言葉を知ったのもこの頃だったのかも知れません。