光が差す

最近会社に来て空いた時間にやっていることがあります。

それは『草むしり』です。

何かやらかして罰としてやらされているわけではありません。はたから見るといい歳したおじさんが一人で草むしりをしていると、そう思われてもおかしくないかもしれません。

広大草原とかではなく事務所の周りはアスファルトで囲まれています。そのアスファルトの切れ間の目地に雑草が生えてしまっているわけです。

来客があるわけでもなく雑草が生えていても業務上なんの支障もありません。

草むしりしている理由は…

ただ私が気になっているから

それだけです。

草むしりをしてちょっとだけキレイになったアスファルトの目地をみるとスゴイ達成感があるんです。

ちょっとだけなので誰にも気づかれないかもしれない…いや、気づかないでしょう。

けど自分は大満足なんです。

目地に鎌の先でガリガリやっているので刃先がボロボロ…冬が来るまでは何とかもってくれるかな

こんな扱いやすそうな短い刃の鎌もいいかもしれませんね。

 

今日も作業を終え除去した雑草を片づけしながら西の空に目をやると何かが舞い降りて来るように雲をさき光が差し込んでいました。

天使か? 『フランダースの犬』の最終回のように私にお迎えか?

なんとも幻想的な光景でした。

誰のためでも何のためでもない、ちょっとした作業ですが自分の気分が良くなることで前向きな気持ちに光が差すような気がします。

一日一善とはこういうことなのかもしれません。

 

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