第4号の黒いゴルフはディーゼルでターボが付いていなかったので若干パワー不足を感じていましたが燃費の良さがハイブリッド車の無い、この時代では無敵でした。仕事で自家用車を使うことになったため燃費のいいVWゴルフのディーゼル車を中古購入。しかし、1年もたたないうちに転職のお話を知り合いからいただき、いい条件だったのでお世話になることにしました。
仕事で長距離を走ることはなくなったわけですが転職先が自宅から約25キロ先で通勤のたびに往復50キロ走行しなければならず、結局は燃費の良いVWゴルフ ディーゼルがそのまま活躍することとなりました。
この転職先は現在もお世話になっている職場ですが、車のことに詳しい先輩ばかりでここで車の知識を得たことがたくさんあります。私の住む北海道では車は必需品。北海道では家族に1台ではなく、1人1台といってもけっして言い過ぎではありません。
車は車両の価格だけではなく、燃料代、車検、タイヤ(北海道は冬タイヤもある)、オイル交換、その他修理代などなど…その他にも保険代や税金と経費がかかってしまいます。必需品である車に対して知識を持つことは北海道では重要なスキルといってもいいでしょう。
さて、通勤で大活躍してくれてたVWゴルフ ディーセルは大きなトラブルがなく過ごせていたのですが冬になるとエンジンのかかりが悪くなることが多く、通勤前は「頼む!エンジンかかってくれ!」と祈りながらグロープラグが温まるのを待っていました。(グロープラグをもう知らない方が多いかも…説明は割愛します) もちろん、勤務終わりも同じです。冬になるとグロープラグが切れてしまうことが多く発生していたわけです。
このトラブルはあったものの燃費が良く気に入っていたVWゴルフ ディーゼルも子供ができたことで、さすがに安心して乗れる車にした方が良いのではということで乗り換えることに。
この頃、ディーゼル車は悪者扱いされていてヨーロッパでは主流のディーゼル車が日本では販売されていません。さらにフォルクスワーゲンは「ヤナセ」から離れ単独のディーラーができていました。VWゴルフ4の時代で少しでも燃費のいい車が欲しかったのですが2000ccと1600ccのガソリンエンジンのみ。ジェッタはボーラと名前を変えていましたが2000ccのみ。しかもハイオクガソリン仕様。
営業マンは「燃費はそれほど悪くないし、ガソリン代もすぐに慣れると思いますよ」となんともピンとこない表現。とりあえずカタログをもらい帰宅。
一方、黄色いステッカーの「ヤナセ」ではフォルクスワーゲンに変わり、ドイツのメーカー「オペル」を取り扱っていました。以前お世話になった営業マンを訪ねオペル車も見せてもらったのですが、これがなかなかカッコイイ!
オペル車もディーゼルエンジンのモデルは輸入しておらずハイオク仕様のみ。軽油からハイオクになって経費がかさむことが気になっていると営業マンに伝えると、「レギュラーガソリンでも全然問題ないですよ」との回答。この言葉に一気にオペルに傾くことになります。営業マンの対応というのは商品以上の力があるのかもしれません。
しかも西暦2000年ということで「2000エディション」という限定車が発売されるタイミングだったので結局オペル車を購入。
オペル アストラ ワゴン 2000エディション
- ガソリンエンジン
- 1800cc
- 本革シート
- 260万円
長文になってしまったので、感想と結論は次回お伝えします。