第1号の「黄色いゴルフⅠ」はエンジンの乗せ換えをすること2回、ラジエーターのホースが破断、どこかのボルトが折損し走行不能、バッテリー上がり、グロープラグの不良などなど多くのトラブルを経験したわけですが、人生で最初のマイカーとしてはあまりにもハード。しかし、これらのトラブルのおかげで車の構造を知っていったという点では勉強になった1台でした。
トラブル続きで「もう違う車に乗り換えたい」と考えいたのですがローンは残っているし、特に欲しい車があるわけでもなく、ただ「これ以上壊れないでくれ」と祈りながら「黄色いゴルフⅠ」と生活していました。
1985年に公開された映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の中で主人公の憧れの車として4WDのトラックが映しだされ、それを見た私は「トラックが欲しいの?」と不思議に感じたのを憶えています。
1989年に公開された「リーサル・ウエポン2」の中でも主人公が乗っている車が「トラック」。劇中ではこの車が多く登場し、この2本の映画でアメリカでは「トラック」の人気をあることを知ったのでした。
90年代前半に日本でアウトドアブームが到来するとともに三菱パジェロや日産サファリなどのRVといわれるジャンルの車が流行り始めます。今でいうSUVのスタイリッシュな街乗り仕様ではなく、野山でも活躍できるゴツゴツした車が人気となり車にあまり興味が無かった私でも気づくくらい町中でよく見かけるようになりました。
SUV⇒ Sport Utility Vehicleの略
RV ⇒ Recreational Vehicleの略
「黄色いゴルフⅠ」から乗り換えようかと本気で思い始めていた頃にちょうどこのブームが重なり、「リーサル・ウエポン2」でのあの「トラック」のカッコよさが蘇り、私もRV車に乗り換えようと決意
その車がこちら
【トヨタ ハイラックス SSR】
- 2800cc
- ディーゼルエンジン
- 5速マニュアル
- エアコンなし
- 車両本体価格は180万円くらい(寒冷地仕様)
これを新車で購入し、またしても車屋さんの高金利のローンを組むことになります。
新車だったので、いつ壊れるかという不安が無くなり、4WDで北海道の積もった雪や凍った路面でもちゃんと走ってくれる。この時代はエアコンが標準ではなくオプションとして付けてもらうものでしたが、価格が高かったので装備しなかったことを後悔はしましたが、「黄色いゴルフⅠ」とはくらべものにならないくらい快適ではありました。
ピックアップトラックは普段使いの人には必要ない
【ハイラックス ピックアップトラックを振り返っての良かったとこ】
- 雪が積もっている路面も走行
- 車高が高いので縁石を乗り越えられる
- 悪路を走行できたる
- 荷物がたくさん積める
【結論】
- 年間に雪が積もって走行が困難なのは年に数日のみ
- 縁石は乗り越えずマナーを守りましょう
- わざわざ悪路のある所に行く必要はない
- 荷物はたくさん詰めるがスーパーで購入したものはさすがに積めない
「トヨタ ハイラックス ピックアップトラック」はアウトドアが好きで荷物をたくさん積む、お仕事の道具を積む、といった人にはとてもいい車だと思います。
街乗りしかしない私には必要のない車でした。