プリウスは電化製品?

そんな私はドイツ車が大好きで特にフォルクスワーゲン社の車には運命と言っては大げさかもしれませんが特別な縁のようなものを感じていて、車といえばフォルクスワーゲンという考え方が根付いていました。

そんな根っからのフォルクスワーゲンファンである私の固定観念を覆したのが「トヨタ プリウス20」です。

それは車としての基本性能がドイツ車よりも上回っているということではなく…土俵が違うんです。

 

ドイツ車はドアを開けて固めのシートに座り、重たいドアを閉めたときに「ボンッ」という重厚な音がなんとも心地よく、エンジンをかけると今度は前方から「ブォーン」というエンジン音とともに後方からは「ボーー」という排気音が、これからこのマシンを操縦するぞぉという気持ちにさせてくれます。

 

一方のプリウスはドアを開けて少し柔らかいシートに座り、「バンッ」とドアを閉め、「エンジンスタート」ボタンを押すと「日付」のお知らせとインパネとナビ画面が「ON」になったのを見て発車準備ができたことを知ります。ドイツ車のようにマシンに乗り込むというより、リビングのソファに腰を掛け、リモコンでテレビのスイッチをいれ「さあ何見よっかなぁ…」とこれくらい気軽さがあります。

StockSnapによるPixabayからの画像

フォルクスワーゲン車もプリウスもどちらもいい車です。

ただ単に性能や乗り心地を比較すべきではなく車としてこうあるべきというメーカーの考え方が違うように思います。

つまりくらべちゃダメなんです。

私の中では「トヨタ プリウス20」は車というジャンルだけではなく便利な電化製品や、ちょい乗りもできる自転車の機能も持ち合わせているんです。

車を開発したトヨタさんや車としてのプリウスを愛している方からすると「何を言ってるんだっ!」と怒られてしまいそうですが、決して見下しているのではなく全く新しい価値観をもたらしてくれる製品ではないかと今さらながら思います。

 

しっかりとした走りやエンジン音など昔からある車としての性能を味わいたいならドイツ車の「フォルクスワーゲン ゴルフ5GTI」

買い物や家族の送り迎えなど生活の道具のひとつとしての快適で経済的に使えるのが「トヨタ プリウス20」

現在の我が家のカーライフはこんな使い分けができているですが…どちらも年式が古くなってきたのでそろそろ入れ替えを考えなくてはいけないようです。

今まで無駄な買い物を繰り返してきた反省を踏まえて作戦を考えてみます。

 

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