2005年7月から我が家で活躍してくれた「フォルクスワーゲン ゴルフ5 GTI」
新車のフォルクスワーゲン ゴルフ5(NA)を購入しようと検討していたタイミングで「GTI is Back」というキャッチフレーズのもと発売が発表され、今までの優等生的なゴルフの外観とは異なり一瞬で目を引く派手なワッペングリルでいかにもやんちゃそうなスポーティな佇まいに心を奪われ、私のような安月給サラリーマンが乗るには贅沢だよな…などの葛藤はありましたが当時5歳だった息子に引き継げるまで乗れば決して贅沢では無いと思いつき購入することになりました。
最短で普通免許を取得する18歳までは13年間ですので十分実現可能な年月です。
特別丁寧にメンテナンスをしたわけではないのですが年に1回のオイルとエレメント交換(ロングライフオイルなので1年に1度で可)と車検は購入したディーラーで受けていたくらい。
大きな故障に見舞われることも無く、通勤や送迎、ロングドライブなどなど長年大活躍してくれました。
2021年 息子が普通自動車運転免許を取得
高校を卒業するタイミングで免許を取るものと見積もっていたのですが大学に進学することとなり予定よりも2年以上遅れての免許取得となりましたが16年目を迎えた「フォルクスワーゲン ゴルフ5 GTI」はまだ元気に走っています。
とはいえ…現時点でインパネ内には警告ランプが3つ点灯しちゃっています。
エンジン警告灯
ESP警告
エアバッグ警告
ディーラーで修理代を見積もってもらうと「安い中古車が買えるじゃん…」ってくらい金額
16年大切に乗ってきた車なので修理をしようか迷ったのですが走行には支障の無い警告ばかりなので、とりあえず警告ランプの点灯を放置したまま息子の免許取得を待つことにしました。
先日ついに息子に「フォルクスワーゲン ゴルフ5 GTI」を運転させる日がやってきました。
この車を購入した頃、ドライブをした先の店先で撮影した一枚の写真があります。
息子が免許を取ったら、息子の運転でこのお店で同じ写真を撮るというのを目標としていました。
目標達成の写真がこちら
お店はキレイな状態を保ち、息子は親をドライブに連れて行ってくれるまでに成長してくれました。
「フォルクスワーゲン ゴルフ5 GTI」は迫力のあったハニカムグリルは色褪せ、GTIの象徴ともいえる赤いラインも色剥げがあったりと古さが目立ってきましたが今でもこのスタイルが大好きです。
まだ大学生ですし修理をしなければ安心して乗ることができないので息子に引き渡すということは難しくなってしまいましたが、運転してもらったことと、この写真を撮れたことで16年かけての目標が達成できた思いです。
「フォルクスワーゲン ゴルフ5 GTI」16年間お疲れさまでした。